人の可能性を最大限に開く

バイタリティマネジメント®

バイタリティマネジメント®とは

前述の「ホリスティックキャリア®」は、人生を長い眼で育むための土台となる考え方です。 あわせて、日々の自分をマネジメント(お世話)する、上司の方がメンバーをマネジメント(育成)する際に、「人の可能性を最大限に開く」「生命力が満ち溢れる状態をつくる」ために必要な観点としてご提供しているものが「バイタリティマネジメント®」です。

旧来のマネジメント

時代背景

多様な価値観を活かしあう時代に

時代とともに、組織の在り方が変化しています。これほどまでに多様な人材がともに働く風景は、過去無かったことでしょう。
ある程度の同一性が保たれていた時代では、「組織が理想とする従業員の姿を掲げ、それに合わせて成長する/成長を促す」というキャリア開発や育成が機能していました。ある角度で見れば、人を理想の「型にはめる」マネジメントであったとも言えます。
ところが、正解が不明瞭なVUCAの時代においては、画一的な従業員を育てるのではなく、多様なメンバーが同じ志の下に集い、それぞれの「個」がのびのびと発揮され、お互いに補いあい、画一的な集団では成しえなかったことを成し遂げる組織をつくることが必要です。ダイバーシティ&インクルージョンの意図も、そこにあると言えます。

旧来の型はめマネジメント
新しい解放するマネジメント
旧来のマネジメント

もしかすると、型から溢れていて使われていなかった一人ひとりの個性を開放することが、組織の力を拡張させるかもしれません。一人ひとりの充実、幸福につながるかもしれません。「一人ひとりの個性を開放し、その生命力が溢れ、結びつきながら循環する組織を創る」ことを大切にするマネジメントが「バイタリティマネジメント®」です。

※ここでいうマネジメントは、管理職が行うマネジメントだけでなく、個人が自身をマネジメントすることも含みます

ポイント

「キャリアの生命力」が
イキイキするための「探究とケア」

仕事現場を見渡してみると、パワフルにイキイキと活動している方がいます。一方、しぶしぶと、パワレスな状態で働いている方もいらっしゃいます。両者の違いはどこにあるのでしょうか。
「一人ひとりの可能性を最大限に開く」という目的を置いた際、私たちに必要なのは「適切自己探求」と、「適切なケア」です。自己探求とは、「自分とは何者か。どのような特徴があり、何を大切に生きていきたいと思っており、どのような影響力を持っているのか」を知り続けること。ケアとは、「心身の健康を最良な状態に保つため」に、セルフで・他者とともに、対話や活動を行うことです。
これまでに1万人を超えるビジネスパーソンをサポートする中で、「不要なところにパワーを注いでいるあまり、パワーの無駄使いをしている」方と数多く出会いました。「学習性無力感(努力をしても結果が得られないことを繰り返す中で、不快な状況を脱する努力を諦めてしまうこと)」に満ちた組織に数多く出会いました。「仕事は仕事と割り切って、プライベートを充実させればいいと思っている」と語る方と数多く出会いました(仕事の時間を割り切ったあまり、活力を失った状態で生きている、という状態になっている方々です)。
こういった方々や組織には、可能性が満ち溢れています。生命力を取り戻し、イキイキとした状態になった際、思ってもいなかった景色が広がっていくのです。

バイタリティマネジメント®3ステップ

バイタリティマネジメント®
3ステップ

このステップを踏むために、キャリア理論を用いたワーク、ポジティブ心理学・幸福学のワーク・メンタルヘルス及びマネジメントの知識提供とワーク、1on1コーチング(管理職向けには「1on1の適切なスキルトレーニング」を提供)などを織り交ぜたプログラムをご提供しています。